Canonet G-III 17
昭和47年(1972)¥29,000 最後のCanonetです。
40mm F1.7〜f16 シャッター速度は B 1/4〜1/500
レバー付きの距離環での直進ヘリコイド 0.8m〜∞
レンズ上部に露光計の受光部、Cdsでしょうね。シャッター速度優先のEE可。
ファインダーを覗くと右側に絞り値と針が見えます。
外観はCanonetのデザインそのもの。ファインダー部が長方形と台形の合わさった形状です。
絞り環を A(AUTO)にセットするとEE撮影。1.7〜16に合わせるとマニュアル撮影可。
28 20 14 はストロボのガイドナンバーを設定する。
まだオートストロボは実用化してなかったか、あっても高価だったかと。
絞り環の11と16の間に突き出ているレバーはセルフタイマー。
巻き上げレバーは形状が異なっている。
ホットシューが装備されてます。ストロボが普及し始めた頃です。(まだけっこう高価でしたが)
巻き戻しクランクもちょっと凝った形状です。
背面。ファインダー脇にバッテリーチェックボタンとランプ
巻き上げレバー下の鯨幕はフィルムの巻き上げに伴って動いた。
その左の〇は?。単なるデザインかと。
右側の小さな?。フィルムを巻き上げると赤くなる。シャッターを切ると白に戻る。
巻き上げていればレバーは動かないし、巻き上げていなければシャッターは切れない。
本当に必要な機能なのか?。
裏蓋開閉はクランクの引き上げ。
内部はQLです。モルトが劣化しておりますが完動品です。少々のレストアで使用可能です。
左側面のプラスチックのカバー下げるとシンクロ接点が。時代はコードレス。
初代QL17と最終モデルQL17
G-IIIと一緒に G-III 19が発売されました
レンズをF1.9としてバッテリーチェックランプがありません。廉価版です。