Canon Demi S
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昭和38年(1963) Canonからもハーフサイズカメラが発売されました |
その名も Demi 仏語で半分と言う意味です。
「そのまんまです」レンズは 28mm F2.8 プログラムシャッターでした。 |
PEN EEと同じ路線です。 |
その翌年 昭和39年(1964 )Demiの上位機種 Demi Sが発売されました。
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レンズは 30mm F1.7 高級路線を狙ったのでしょう。明るいレンズです。 |
シャッター速度は B・1/8〜1/500 ¥14,000でした。 |
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マニュアル露出機となりました。 |
路線変更したのでしょうか。PEN EEシリーズの対抗馬ではなくPEN Dシリーズの対抗馬です。 |
ボディデザインはともかくスペックはPEN Dそのものです。 |
ファインダーの横におなじみのセレン式露光計の受光部があります。
軍艦部にある長方形の窓に光量に応じて細い針が振れます。
絞り環/シャッター環を回すと黄色の太い針が動きます。
重なったところが適正露出となる追針連動式露出計でした。 |
ピントは目測です。カウンターは自動復元/順算式。 |
ファインダーが光軸の真上にあります。
二眼レフと同じ配置です。左右のパララックス(視差)がありません。 |
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裏側はファインダー除き窓があるのみです。 |
三脚ネジ穴が底部右端にあります。 |
中央に有った方が使い勝手は良いのですがこの種のカメラでは三脚そのものを使う頻度は極めて稀でしょう。 |
三脚ネジにハンドストラップを付けたものが標準装備されてました。 |
ハンドストラップ取付用のネジ穴と考えれば納得です。 |
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