FUJICA ST701
意外と思われるかもしれませんが富士写真フィルム初の35mm判一眼レフです。
昭和45年(1970) ¥56,800(F1.4付き) ¥47,000(F1.8付き)
シャッター速度 B・1/1 〜 1/1000 TTL平均測光

FUJIフィルム製のPENTAX SPですね。これはもう。

A シンクロソケット FP・X接点と二つある。
  スィッチやダイヤルで切り替える方式は見落すことがあります。(ありました)
  スマートではありませんがスピードフラッシュと閃光電球の選択を要した時代では
  この方が良かったと思います。

B 電池室。底部にあるのが一般的です。Canon機にもいくつかここにありましたが。

C シャッター釦

D 捲き戻しクランク 引き上げると裏蓋が開く。

E セルフタイマー

F プレビューレバー兼絞り込み測光用スィッチ
A シャッター釦 ロックは無し

B レンズは本来ならばFUJINONが着いているのですが、
  PENTAXのTAKUMARです。マウントがプラクチカマウントですので。

  次のモデルのST801から開放測光となりました。
  専用レンズ以外は故障の原因となるかもしれないのでやめておいた方が無難です。

C カウンター

三脚穴の位置が惜しい。他は特にこれと言ったところは無い。
ファインダーを覗くと中央の〇。マイクロプリズムです。

視野内右側に露光計指針。この辺もPENTAX SPとよく似ております。

SPと一緒のプラクチカマウントです。

最初の35mm一眼レフをプラクチカマウントにした例はいくつもありました。

OLYMPUSもそうでした。
 

kodakも凄いカメラは作ってません。

フィルムが売れれば自社でカメラを作らなくても良かったのでしょうか。

私がFUJIのカメラを注目したのは中判カメラからです。

カメラに関しては「小西六」の方に興味がありましたね。