KONICA FP
昭和37年(1962) ¥37,000
FSのファインダースクリーンにマイクロプリズムを装着+小改良した機種です。
レンズ取り外し釦の位置形状が異なります。
 
 底部には三脚穴と巻き戻し釦のみ。極めてシンプル。
エプロン下部にプッシュボタンが二つ。
A レンズ着脱釦(と言っても装着時には操作不用)
B プレビュー釦
 セルフタイマー付き
 マウントはバヨネット。旧コニカマウントで内径がだいぶ小さい。
A を押し込むと a が下がり aの切り欠きから抜ける
B を押し込むと の勾玉型の金具が90°ほど回転 のレバーを動かし絞り込み状態となる。
背面にはこれと言った特徴は無い。
裏蓋を開けると 金属幕のフォーカルプレーンシャッター(コパル製、縦走り)
裏蓋の内側には SAKURA FILM のシール + 素性を記したシール
シャッター環の前の金具(取り外し可能)は、外光式露光計を取り付ける為のアクセサリーシュー。
レンズキャップはプラスチックの被せ式。 KONICAのロゴが時代を感じさせます。
(翌々年(昭和39年)に CdS露光計を内蔵させて FMとしてデビュー)
まもなく60年(2020年現在)になろうとしているのに外観は非常に綺麗です。
レンズもカビ・曇りなどありません。
フィルムを入れて撮影してみたい一品です。