現場監督ZOOM
平成7年(1996) 定価ではなく希望小売価格の時代ですので価格不明
28mm F3.5 〜 56mm F6.7 レンズ前面に保護ガラス
絞り兼用プログラム電子シャッター 電磁レリーズ 3/1 〜 1/360
位置的には工事現場専用カメラでしょう。
が、レジャー用防水カメラから派生したものと思われます。
HD-1 MANBOW L35 AWAD D5
たぶん、レジャー用と謳うより 工事現場用とした方が売り上げは良かったのでは?
各社から同様なカメラが種々発売されましたので。
A AF用測距窓

B シャッター釦 防水の為にゴム幕で覆われてます。

C ファインダー窓

D 側溝用窓

E 裏蓋開放ノブ

F スピードフラッシュ 自動調光です。
見た目もそうですが、持ってみてもかなりがっしりしております。
軍艦部はシャッター釦の他はMODE・PUWERスイッチのみです。
傍にある液晶パネルにあらゆる情報が表示されます。
底部はグリップ部分い電池室 申し訳なさそうに三脚穴が隅の方に。
電池は2CR5(6V) この種のカメラは日本全国、過疎地でも、どこででも簡単に手に入る単三アルカリにすべきだと思うのですが>
右手親指が当たる部分にズーム釦が。
工事報告書用に日付が写し込めます。表示が日本語です。殆どがアルファベット表示のカメラでは珍しいです。

工事現場用にデザインよりも実を取ったのでしょうね。

ファインダーはすっきりしております。センターに〇、AFフレームです。その他はパララックス補整マークだけです。

ファインダー横に緑と赤のLEDランプがあります。
フィルム装填はオートローディング。先端を伸ばしてちょっと見にくいですが矢印の部分にある先端マークに合わせます。

蓋を閉じてPOWERスイッチを押すと一枚目まで自動的に巻き上げられます。

このカメラはDXコード対応です。感度設定は不要です。もしDXコードの無いフィルムを装填したときはISO25に設定されるそうです。

ISO25・ISO50のフィルムはまず市中で手に入りません。この部分はやはりISO100にすべきではないかと思うのですが。
工事現場での使用歴はまったくありません。ダイビングへの携行もありません。このカメラは実に綺麗です。