minolta HI-MATIC
昭和36年(1961) ¥21,500 ROKKOR-PF 45mm F2.0 プログラムEE
このカメラのOEM(アンスコオートセット)はF2.8はマーキュリー・アトラス6号(コールサイン「フレンドシップ7」)に搭載され初めて宇宙に行ったスペースカメラです。

(ハッセルブラッドも搭載された)

以後、minoltaは「7」に特別な意味を持たせた。

SR-7・X-7・α7000(HI-MATICの次の機種もHI-MATIC 7)
右側の矢印 シャッター釦はボディ前面 下に押す

A セレン式露光計受光部

B セルフタイマーレバー

C 距離環 直進ヘリコイド

A 絞り環 基本はA(AUTO) スピードフラッシュ用でしょう。 
  B(バルブ)が付いているのは珍しい。※フィルムを捲き上げないと動かない。

B 捲き戻しクランク 上に引き上げられない。

C カウンター

D 巻き上げレバー ラチェット無し

E レリーズソケット シャッター釦も同時に動く

F 距離環

A シャッターはシチズン製

B 三脚穴 光軸とズレがあるのはマイナス評価だがスペース的に無理だったのでしょう。

C 捲き戻し釦 押し続けなくてよい。

 感度設定ダイヤル 外枠を引いて設定 ASA 6 〜 1600  DIN併記

 ファインダーを覗くと視野右側に露光計針

裏蓋を開いてみる。特筆すべきことはない。
シャッター釦を押すだけで撮影できる簡単操作カメラ、所謂バカ***カメラ
宇宙船に積まれたのはその辺が理由らしい。
Hi-MATICはminoltaの代名詞的な存在でもあった。
昭和57年(1982)の最終機AF-2MDまで20種類ほどのモデルがある。