minolta A5
minolta A 昭和30年 ¥15,800

minolta A2 昭和31年 ¥22,000

minolta A3 昭和34年 ¥13,200

A4は無かったようです。バリエーションがいくつかあります。

Super A / AC / A-2L / ACL / A-2 / LT / AL / AL-2 など

そして当機 minolta A5 昭和35年(1960) ¥15,500

45mm F2.8  B・1/1 〜 1/1000 露光計は無い
ボディ右側 minoltaのロゴの下の「1000」が誇らしげです。当時では高級機の証。
A 絞り環

B シャッター速度環にLV表示が。

C シャッター速度環

D シンクロソケット

E シャッター釦

F 距離環 直進ヘリコイド

A 絞り環 消えていて視えなかったが LV用の指標が付いている・

B シャッター速度環 LV表示付き

C カウンター 手動設定

D 捲き戻しクランク 形状がかなり異なる。

E レンズ指標 上から視るとオフセンター

F 距離環は銀と黒のツートーン。この時代にはけっこうありました。

G 捲き上げレバー ラチェット付き

H シャッター釦
背面の感度設定ダイヤル 露光計は着いていないので記憶するだけのもの
ファインダーを覗くとブライトフレーム 中央に二重像合致式の黄色?
裏蓋にちょっとした「とっかかり」非常に開けやすい。
A 三脚穴が底板より突き出ている。
B 右側の二つの突起は置いたときに右に傾くのを防ぐ為
C 捲き戻し釦は押し続けるタイプ

D 距離環にはちょっとしたレバーが。構えたときに左人差し指で操作しやすい。

  その脇にCHIYODA KOGAKUの文字が。当時はまだ千代田光学精江。
内部はごく普通
ちょっと変わった捲き戻しクランク
矢印は距離環に記されたLV用の指標 
薄らと赤いラインの痕跡が視えたが判りやすくするためにアルミテープを貼りました。
使い方ですが・・・露光計があれば不要なのでしょうが
当時の露光計の様式がよくわからないので、もしLV表示であったらの場合ですが。
LV-15を示したとしましょう。
絞りを先に決めた場合(例えばF8)。絞り環の指標にシャッター速度環(LV環)を廻して15を合わせます。シャッター速度が1/500となります。
シャッター速度を先に決めた場合(1/500とする)。絞り環を廻して指標を15に合わせます。F8となります。
あとはシャッター速度環と絞り環を一緒に回せばLVを保ったまま組み合わせを選択できます。