OLYMPUS IZM300
昭和63年(1988) ¥69,800
全自動 AF Zoom 38mmF4.5-105mmF6 
SPDによるプログラムAE電子シャッター、中央部重点平均測光、スポット測光
A シャッター釦

B 電池室

C 異形レンズキャップ ファインダーまでも覆う。
  別に珍しくも無いがこの時代になるとキャップを着けたままでシャッターが切れるAF機は
  存在したかな?

D 撮影レンズ 38mmF4.5-105mmF6 収納状態

E AF用の窓でしょう。

F スピードフラッシュ 撮影レンズよりも下にあるのは疑問 
  よくある壁にもたれたりした画を撮ると頭部の上に黒い影が映り込む。
  縦位置で撮れば緩和されるが。

G 露光計の受光部(たぶん)

A ズーム釦

B スポット露光釦

C 電源釦

D 液晶

E シャッター釦

F ファンクション釦カバー

G グリップ ベルトの長さ調整可 形状はムービーですね。

  右手だけで(左手もそえるようにはなっているが持ちづらい)
  シャッターを切るのとカメラを支えるのはどうかなと?

  ムービーの場合はスタートとストップだけでよいが、
  スチールの場合はその都度シャッター釦を押す必要がある。

ズームを望遠側にした状態
ファンクションキー
バッテリー CR123A 2本を使用 単三・四にしてくれたら入手しやすいのだが
A 裏蓋開(閉)ノブ 閉める時は触れなくて良いが

B フィルム在非確認窓

C ファンクションリセット釦

D 日付表示

E 日付設定釦

F ファインダー 0.46 - 1.2x ブライトフレーム ズームファインダー (AFフレーム、AF合焦マーク、
  ストロボ発光マーク、スポット測光表示、マクロ時パララックス自動補正)
A フィルム室  DXコード対応

B フィルム装填はオートローディング
  蓋を閉めると自動的に一駒目まで巻き上がる。捲き上げ捲き戻しも電動

C スプロケット(一般的なカメラとは位置が異なる。
底部は三脚穴のみ。

実はこの機は「ヨーロピアン・コンパクト・カメラ・オブ・ザ・イヤー」を受賞しております。
一眼レフとコンパクトカメラの間に位置づけられるブリッジカメラです。
レンズ交換は出来ませんが広角から望遠までカバーするレンズを備えております。

この時代いくつものメーカーから同じようなコンセプトのカメラが発売されております。
形状も一般的なカメラとは異なりSFチックなモデルが殆どです。

この機はファインダーの機能が凄いです。パララックスを自動補正します。
レンズも一眼レフ用のレンズを流用したようです。
デジタルの時代が来なければもう少し持て囃されたカメラではなかったでしょうか。