PRAKTIC AMTL3
LTLから8年(1978・昭和53年)後の製品です。
LTL・LTL2・LTL3(バリエーション有)と続き、LTL4となるはずだったモデルです。
験担ぎ(日本でしたら忌み数?)でしょうか?何故かMTL3です。
外観に大きな違いはありません。
革張り部分が格子縞になったところがOLYMPUS Penを思わせます。
シャッター釦 プレビュー釦兼用露光計スイッチ等は変わりがありません。
軍艦部もほぼ一緒です。巻き上げレバーにプラスチックの指当てが着きました。
ホットシューにあったネジ頭が見当たりません。
シャッター速度も B 1/1 〜 1/1000 と変わりません。新製品のイメージがありません。
底部も殆ど変化はありません。三脚穴、突き出たネジ頭も一緒fです。
電池室も大きいです、1.35Vの水銀電池仕様です。
日本では殆ど次世代電池に移行しておりました。
背面もすっきりしてます。
ファインダーを覗くと中央にスプリットイメージ。その周辺にマイクロプリズム。
プラスとマイナスの記号が着いてます。
シャッターは縦走りの金属幕 ここだけはPENTAX SPよりも評価したい。
セルフタイマーはレバーを持ち上げて中心の釦を押すと作動します。
作動中でもシャッター釦を押すとただちにシャッターが切れます。
頑丈そうです。機械式シャッター。液晶無し。特に際立った性能はありません。
が、それが幸いしてか、今でも十分に使用できる個体です。