Ricoh Mate
昭和35年（1960）　￥12,800
この時期、理研光学工業は矢継ぎ早に新機種を投入しておりました。

昭和31年から昭和35年まで。　Ricoh 35 Deluxe 　　New35DX　　35S　35DXL　　35DXL（F2付き）　300　　MAX　　WIDE　　Mate　　300S　　などなど
持ってみるとずっしりと重いです。台秤に載せると700ｇほど。いかにも写真機と言った雰囲気です。
Mateのレンズは45mm　F2.8　まずまずの明るさです。
鏡筒はプラスチックのカバーで覆われております。
上部の窓に絞りとシャッター速度が表示されます。
鏡筒左側のレバーは距離環用　直進ヘリコイドです。
シャッター釦がちょっと変わった形状です。
鏡筒左前のレバーはシャッター速度　B　2　4 8 15 30 60 125 250 400
その後方ボディ側のレバーはM　/　X　切り替え用
鏡筒右側のレバーは絞り用　F2.8〜ｆ22
巻き上げレバーの脇にカウンター　自動復元順算式
Rは巻き戻しスライダー　押し続けなくても良い。

ファインダーを覗くと　二重像合致式
底部　左のダイヤルは感度記憶用　三脚ネジ穴が端の方についている。
ごく普通の内部。実際にフィルムを装填してみました。

私が慣れているのか問題はありませんでした。