YASHICA Electro 35GS 
昭和45年(1970) ¥29,500

記憶にある方も居られると思います。「蝋燭一本の明るさで写る」がキャッチフレーズでした。

それ故にでしょう レンズは大口径のF1.7 45mmです。
レンズ先端から シャッター速度環  B(バルブ) AUTO シンクロマーク の三点のみです。
二番目は 絞り環 F1.7 〜 f16 
被写界深度目盛り(動かない)の脇の出っ張りはセルフタイマーレバー
ボディに一番近いのが距離環です。ファインダーを覗くと二重像合致式です。

軍艦部 左から巻き戻しクランク 裏蓋開閉を兼ねてます。
ロゴの後ろにアクセサリーシュー(たぶん殆ど使われなかったと思います)

オレンジと赤のランプは露光警告灯 オレンジはスローシャッターなので絞り環を矢印方向に回して開けるべしと促される。
赤は露光オーバーなのでもっと絞るべしと促されます。
その隣は フィルム感度 ASA25〜1000  さらにシャッター釦(ロック付き)巻き上げレバー カウンター
背面はファインダー 覗くとブライトフレームと 中央に二重像合致式の黄〇 あとはバッテリーチェック釦のみです。
底部はバッテリー室(現在は販売されていない電池) 三脚穴 巻き戻し釦
裏蓋を開けると...普通のカメラです。
さて文頭にあげた「蝋燭一本の明るさで写る」を視てどう思われますか?
カメラの機能や仕組みをよくわかっている方は別として、そう言うことを考えてみたことのない方は「凄い!」と思われたでしょう。
フラッシュもストロボも不要の夢のようなカメラ(暗視カメラのような印象)の出現と思われ、購入した方が多くいたのではないのでしょうか。
自分の手元にあるこれも、そういった知人から譲り受けたものです。
他のカメラと同様に日中撮影に関しては同等の写りを示したと思います。

では、肝心の暗いところでの撮影はどうだったでしょうか。おそらくブレブレ写真を増産したことと思われます。

たぶん取り扱い説明書には三脚の使用を記されていたと思います。
が、購入前にそれを理解している素人(敢えてこのように表現させていただきます)がどれくらいいたでしょうか?
蝋燭一本の明るさで撮れるカメラは.......B(バルブ)が付いているすべてのカメラがそうです。
三脚・ケーブルレリーズ・高感度の露光計(無い場合は段階露光)があれば撮れます。
シンクロ接点が左サイドにあります。軍艦部にはアクセサリーシューもスピードフラッシュも使用できるように作られてます。
※今回はかなり辛口の意見となりましたが あくまでも私個人のものです。