LOVE pocket camera
私の元に届いた経緯をまったく憶えていないのですが...。
LOVE pocket cameraが正式名称らしいです。
上面 シャッター釦とマジキューブ(昨日HARINAを参照してください)のソケットがあります。
他には?、巻き上げレバーもノブのどちらもありません。

!。もしかしたらマジキューブソケットを回して巻き上げる???

背面左 四角の中に

MADE IN U.S.A.

LURE CAMERA LTD.

LOS ANGELES CA.

U.S.A. & FOREIGN

PATENTS ISSUED と、記されてます。

アメリカのルアーカメラ株式会社ですか...。

撮影が終わったら、このまま写真店へ持って行け と言うことらしいです。
受け取った写真店は明るいところで中身を取り出すな。ですね。
CV-41またはCN-16とありますので「ネガカラーの現像をしろ」と言うことですね。
一般には使い捨てカメラと呼ばれた類のカメラです。
中を空けてみたいですが、それをすることは破壊すると言うことで...もうひとつあれば...。
フィルムは110(カートリッジフィルムならば上の注意書きに矛盾が生じます)ではなくそれ以上の16mmくらいのフィルムでしょうか。

スプリングがマジキューブの根元にある点火薬を叩くことで発光するため、電源を持たないカメラに直接取りつけて使用できる。

電池不要で発光するために、たぶん魔法の立方体と言うことでマジックとキューブの合成語ではないでしょうか。
フラッシュキューブとはソケットの形状が異なるので互換性はありません。
当時の写真雑誌にマジキューブかフラッシュキューブのどちらを使用するカメラかまたどこのカメラメーカーかは記憶にありませんが
これを使用するカメラを発売したところ消費者からクレームがあったと販売部から開発部へ。
カメラボディを持ってキューブ部分を回したらしいです。撮影をしなくてもフィルムが送られて....構造上巻き戻しはできません)
開発部としてはキューブ部分を手動で回すことは想定の範囲以外だったそうです。
このカメラに巻き上げノブが無いのはこれを逆手に取ったのかもしれません。