Meisupii S
昭和32年(1957) 東郷堂より発売されたボルタフィルムを使用するトイカメラです。
レンズはSUN50mm(レンズ専門メーカーSUN光機とは無関係) F8(f11も可)
固定焦点 シャッター速度は単速 

撮像範囲はボルタフィルムを使用するも25×36mm(ボルタ判は24×24mm)

正面から視ると窓枠が二つ。
一見二重像合致式のようですが小さい窓は完全なダミーです。固定焦点なのに......。
ボルタフィルムはブローニーフィルムのミニ判と思ってください。
パーフォレーション(送り孔無しの裏紙付き)

裏蓋の丸窓から裏紙に記してある駒番号を視て適量を手動で送る。

軍艦部左(↑写真・向かって右)のノブで巻き上げ。
構造上巻き戻しはしない。
フィルム面が湾曲してます。
(収差がたっぷり残った単玉レンズですので)
左から120の裏紙
120のスプール(これはプラスチック製だが以前は金属製でした)
ボルタフィルムのスプール(金属製)