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昭和六年(1931) 十月、隠居した黒田が御宿を訪れ初めて伊藤に面接した。 その時伊藤に贈られたものが自作の「五倫黌」の扁額であった。 当初扁額には御宿全町民美擧の文字は無くそこには伊藤鬼一郎主唱とあった。 伊藤はこれを受け入れられず黒田に対し切に之が修正を要望した。 |
※ ネット上にある簡閲点呼式から数日後に風呂敷に包まれた云々、と記載されたものは事実とは異なります。 サイズは機会がありましたら計測したいと思ってます。風呂敷に包まれるサイズではありません。 |
扁額 (へんがく) 板,紙,絹などに書画をかき,門戸,室内などにかける横に長い額面で,枠つきの平面に表具する。 |
五倫 儒教における五つの道徳法則、および徳目。 主として孟子により提唱された「仁 義 礼 智 信 」の五錠常とともに儒教倫理説の根本となる教義であり「五教」「五典」と称する場合もある。 「父子有親,君臣有義,夫婦有別,長幼有序,朋友有信」 父子の親・・・父と子の間は親愛の情で結ばれなくてはならない。 君臣の義・・・君主と臣下は互いに慈しみの心で結ばれなくてはならない。 夫婦の別・・・夫には夫の役割、妻には妻の役割があり、それぞれ異なる。 長幼の序・・・年少者は年長者を敬い、したがわなければならない。 |
※ 南総八犬伝の 仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 の珠は 五倫に八犬士の数に合わせて忠孝悌を馬琴が加えたものと想像して調べましたらその通りのようです。 |
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