日光写真

  日光写真機というのがありましたね。
本体は厚紙の箱
中に硫酸紙でできたネガと名刺サイズの
印画紙が5枚くらい入っていました。
箱の蓋部分は中央が四角に抜かれていて
ガラス板が貼ってありました。
日光にさらさないように印画紙の上に
ネガを置きそれをガラス板でおさえて
輪ゴムで固定。
あとは太陽光で数分焼き付ける。
現像は無し、水洗いのみ。
別売りの印画紙が購入可と
説明書にはあったが販売されているところを
見たことはなかった。
自分の好きなキャラクターのネガを何回か
作った憶えがあります。
ほとんどうまくいきませんでしたが。
原因は用いた画材が光を完全に
遮蔽できなかったことでしょう。
私の写真好きの原点はたぶんこれと思われます。