kodak アンダーウォーターフィルム用水中ストロボフィルター枠

 たぶん皆様はあまりご存じではないと想います。
kodakの水中専用フィルムです。
水中では波長の長い光が吸収されて青の世界です。
色鮮やかな水中の光景は補助光によるものです。
水中でのストロボは光量不足を補うことよりも
色調整の役割の方が大きいかもしれません。
このフィルムは長波光を補ったものです。

しかしやはり水中でのストロボは欠かせません。
このフィルムと通常の水中ストロボの組み合わせは
赤が強く発色されすぎます。
そこでストロボの発光面に青色のフィルターを取り付ける
必要があります。
フィルターと言っても見た目はただの青いガラス板です。
説明書には粘着テープなどでストロボ発光面に
取り付けろとあります。
試した結果は非常に面倒です。複数のストロボに
用いることは出来ませんし見た目も芳しくありません。
 そこで自作フィルター枠です。
SB-102の発光面を覆う大きさの丸形タッパーを用意。
底をフィルター径よりも僅かに小さく切り抜きました。
蓋はドーナツ状に切り抜き内側からフィルターを
挟んでネジ止めです。
ボルト・ナットは錆びないチタン製(模型屋でみつけた)
フィルターの縁が不用意にぶつかることもなく
いいぐあいです。

タッパーの内側にゴム板を貼り付けましたので
SB-102にピッタリと装着できます。
UWフィルム以外と併用しても水中で脱着可能ですので
非常に便利です。

SB-103・105のような小型のストロボにも
対処できます。両脇から伸ばした
ショックコード(糸ゴムを纏めたもの)で
電池室蓋にたすきがけでO.K.です。