Ai AF-S Nikkor ED 300mm F4D (IF)用三脚座

このレンズの描写力は素晴らしいと評価が高いです。
しかし三脚座があまりにも貧弱との悪評もあります。
実際に使用してみると確かにブレやすく頷けます。
がっしりした大型三脚を使っても同様です。
レリーズを用いてシャッターを押すとミラーショックで
上下に揺れます。
上の写真はサードパーティ製の三脚座です。149$
輸入するのは大変そうです。

と言うことで自作です。(写真左上)
12mmアルミ板にネジ穴を穿ちクイックシューを
取り付けました。
アルミ板の先とレンズの間に硬質ウレタンを入れて
2点で支えるようにいたしました。
多少の効果はあるように思えますがコンバージョン
レンズを取り付けると殆ど無力でした。

改良型です。
アルミ板の全長30cm。
レンズとカメラの両方を固定することにいたしました。
穴が沢山あるのは失敗ではなく
300mm単体と×1.7コンバージョンを付けた場合と
Sigma170-500mmをも使用出来るようにした為です。

300mm+1.7倍コンバージョンを取り付けた状態です。
三脚座底面とカメラ底面が同一平面にありませんので
レンズ三脚座とアルミ板の間にスペーサーを用いてます。

アルミ板前部にネジ穴を刻み蝶付きボルトが上下できるようにしました。
レンズ先端を固定できるようにしました。
3点支持でブレ対策は効果大です。
マイナス面もあります。レンズ交換は容易ではありません。
またレンズを回転させての縦横位置変換は出来ません。
縦位置での撮影は雲台の機能を使用することになります。

最終モデル?
レンズフロント部分の支えをアルミ材で作りなおしました。