8.デジカメ+水中ケース
現在もっとも関心が高い撮影機材である。
 ダイビング雑誌などでは「ひとつの被写体に対してじっくり観察して何枚もシャッターを切る」
なんぞと記してありますがそんな撮影が可能なのは非常に恵まれたダイバーだけです。
大方のダイバーが年数回、ガイドつきファンダイブでしょう。
すばやくシャッターを押してパーティからはぐれないようにしなければブーイングは免れません。
そういう状態ですからAF・AE(Autoストロボ)が前提のはなしであります。

 まず最大の利点は液晶モニターがパララックス無しのファインダーとして使用できることです。
マスク越しでも見やすく、ある意味もっとも優れたファインダーと言えます。
Nikonosはファインダーを焦点距離によって交換しなくてはならない。(パララックスの問題は残る)
一眼レフをハウジングに入れた場合は非常に見辛いです。
NikonのF4のようにアクションファインダーと交換すればそれなりに使い勝手はよくなりますが
¥70,000もいたします。ファインダーのみでですよ。F5用はさらに高額です。

 耐水、耐圧(-30mくらい)の水中ハウジングは実販価格で\15,800でした。
OLYMPUS Pt-003(C900/920用) Pt-006(C960/990用) Pt-005(C-2020/C-3030用)
デジカメのメーカー以外でも数種類のハウジングを販売しています。但し少々高額です。

 AF・AEは殆どの機種が作動いたします。
というよりもマニュアル撮影が出来ないか、しにくいと言った方がいいでしょう。

 問題は内蔵ストロボの脆弱なことである。
もともと光量(GN10前後が殆ど)は乏しい。それが水に吸収されるので更に不足気味である。
ゆえに鮮やかな色彩再現には限りがある。
水中写真においてストロボの役割は光量を補うためだけではありません。
外部ストロボを同調させられれば克服できるはずですが機種は限定されます。
またかなり高額になることは否めません。

もう一つの問題はレンズである.。
広角側が充実している物は皆無です。(D-1のような高額な機種は除く)
フロントコンバージョンレンズの利用が当然考えられます。
但し既製のレンズを装着したまま使用できる水中ケースは見当たりません。
ハウジングのフロントに取り付けるタイプは提供されているようです。
但しこれも機種が限定されます。

私自身Nikon990を持っていますが現在の段階で水中に持ち込むことは考えておりません。