デジタル一眼レフカメラで月を撮ってみた。

 
  カメラを月に向ける方は少なくないと想います。
 かく言う私もいままで何度も撮影してみました。
 結果は思わしくありませんでした。
 原因はいろいろありますが一番はあまりにも月が小さいことです。
 肉眼で見ると大きく見えますが実際には10円玉を手に持って
 腕を伸ばして見たものと大差はありません。
 film上ではレンズの焦点距離のほぼ1/100の大きさです。
 普通のレンズではほとんど点です。
 本格的に撮るには天体望遠鏡が必要なわけです。
 しかし私は天体望遠鏡は持っていません。赤道儀もありません。
 ガイド撮影なんてのはまったく不可能です。
 と言うわけで手持ちの機材で挑戦です。
 まずレンズですが170-500mmのズームレンズを使用
 これに×2のテレコンバーターを装着。合成焦点距離1000mmです。
 カメラは一眼レフのデジカメです。
 三脚はもちろん必須。レリーズも当然ケーブルを使用。
 ISO100(1/4・f16)と400(1/15・F16)で撮ってみました。
 まあなんとか及第でしょう。
 

撮影データー
 カメラ  Nikon製デジタル一眼
 レンズ  Sigma170-500 + kenkoTeleplus×2
 焦点距離  500mm (1000mm)
 絞り・シャッター速度  f16 (f32) ・ 1/15
 ISO  400
 その他  RAWモード 
 三脚・ケーブルレリーズ使用