花の径が5ミリ以下ともなりますと等倍以上の撮影をいたします。
 これが想像以上に大変です。
 人の肌で感じることさえ難しいような微風が影響いたします。
 戸外で自然のままがいいと言う気持ちは理解できますがまず無理です。
 必然的に締め切った室内での撮影となります。

 
 こんなものを用意しました。
 両端にクリップが付いて支柱がフレキシブルに稼動します。
 (PCでキーボードを打つときに書類を挟んで効率をあげるもの)
 洗濯鋏に竹で作った棒を取り付けました。
 片側で机の天板を挟んで洗濯鋏は花の茎を挟みます。
 三脚に取り付けたカメラを位置調整するよりも遙かに楽です。

 接写時にはレンズの繰り出し量はかなりのものです。
 被写体の花はレンズの直前数センチに位置します。
 内蔵ストロボは使用不可。
 クリップオンタイプもそのままでは役に立ちません。
 と言うことでストロボをカメラから離して使います。

 ほぼこんな感じです。
 シャッターを切るにはケーブルレリーズを用います。
 ストロボは手で持っている場合が殆どですね。
 照射位置の調整が容易ですので。
 必要に応じてレフ版(白の厚紙)を使用することもあります。