ティラノザウルス製作工程
 

 
頭部。いつもは球を変形して作るのですが今回は別手法で。
かぎ型を掃引する。部分的に拡大縮小をし、およその形状を作る。
目の窪みを形成。このへんは球を変形するよりも易しい。
アイロン・スムースを使用し角をとる。
鏡面コピーを時々行い形状を確認する。
中央の合わせ目は楽に取る方法があるので気にしない。
今回のテラノはちょっと拘って作ってみたい。
 

2002/04/01

 眼球を仮設。表情が出てくる。
 角をとりながらひたすら成形。
 

04/05

 さらにさらにひたすら成形。
 

04/07

 下顎をモデリング。
 鱗のバンプを貼ってみる。
 眼球をちょっといじる
 喉を膨らませて
 上顎との接する部分を考慮。

04/10

 眼球を作り込む。
 後に歯を植え込むために
 上下歯茎を作る。
 

04/12

 末端の開いた線形状を
 コピーする。
 それを下方に移動。
下顎部分も同様に処理。
喉元の形状を修正。
 
両者を一緒にレンダリング。
合わせ目をさらに修正。

 04/14

 左上の様に二つのパーツで出来ています。
 これをこのまま胴体まで引きずってゆくと
 合わせ目の調整が大変ですのでこの辺で前後を一体化します。
 まず両パーツをコピーします。
 必要に応じてアンカーポイントを追加して赤線より上部を削除。
 A・B両部分を一体化します。
 元のパーツとA+Bをレンダリング。下部の鱗模様が乱れています。
 頭部パーツの裾を内側に折り込みます。

04/17

 A+Bの下のラインをコピー
 下方に移動
 胴にボリュームをつけながら
 形を整えていく。
 皮膚のバンプは縦方向の
 タイル数を増やす。
 

04/20

 胴の形状を整える。
 複雑に入り組んだ部分よりも
 いっけん単純な部分の方が
 形を取り辛かったりする。
 頭部と比較して胴が
 やや大きいようである
 修整しなければ。
 

04/24

 胴の末端をコピー。
 後方へ移動して尾とする。
 あとはひたすら成形である。
 最終的には尾を振らせる心算である。
 いずれ胴と切り離して別パーツとする。
 

4/27

 円筒形から脚を作る。
 アンカーポイントを
 適当な箇所に増設
 脹らみをつけていく。
 足指は切り離して
 コピーする。

4/29

 脚を適当な位置に配置して大腿付け根の形状を整えてゆく、
 四月末の完成を目指していたがまだだいぶかかりそう。

5/03

 指を必要数コピーする。
 さらに脚全体を鏡面コピー。

5/06

 脚にバンプで
 凹凸をつける。

5/08

 腕も脚と同様に
 パイプを変形して
 作ってゆく。
 

5/11

 指先までどうにか作りました
 モデリングはほぼ終了
 このままだとアルビノのようなので
 皮膚に色をつけてゆきます。
 Pshopで各パーツごとにテクスチュアを製作
 貼り付けます。
 繋ぎ目を目立たなくするために
 これからはShadeとPshopの往復です。

5/13

 頭部のピクチャーは片側3枚です
 (眼球は除く)
 継ぎ目に違和感をなくすために
 微調整の連続です。

5/16

 胴は頭部とは別のピクチャーを作りまして
 貼り付けてあります。
 どこに差があるのだ?とお思いの方がいらしたら
 成功ですね。

5/17

 手、足、指、爪まで
 あとひといき

5/18

 手の部分をみてください。
 細かい部分ですが指の色が
 不自然にならないように調整してます。

5/22

 鼻腔を穿ち、口を開けさせ歯を植え込む。

5/25

 漸く完成。
 左の画をクリックすると大きくなります。

5/26